• シャトー酒折ワイナリーからお届けするワイン生産者の”ナマ”の声が満載のブログです。

今日の製造現場
  • 2017/09/18
  • まっさかり

  • 仕込みのシーズン真っ盛りです。

    本日は、マスカットべりーA(赤)を潰して、シラー(赤)を搾りました。
    赤ワインは白ワインと違い、皮や種ごと醸し発酵させて、果皮の色素とタンニンをワインに溶出させます。

    赤ワイン用の赤ブドウも、搾ってから発酵させると白いワインになるんですよ。
    お高い発泡ワインで有名なシャンパンは、赤いブドウと白いブドウからできていますが、白ワインみたいな色ですよね。

    redplunging.JPG

    シラーを混ぜ混ぜの図。
    酵母の出す二酸化炭素の泡で、果皮が浮き上がってきて「果帽」という層を形成します。
    これを一日二回、混ぜることで、果皮からのタンニンや色素の溶出を促します。
    加えて、酵母に酸素を与え、果帽表面へのカビ等の繁殖を防ぐという意義もあります。

    えーと、そういうことなんです。

    ではでは

    まさ

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