シャトー酒折で栽培されたぶどうから造られた、2006年のエステートワインを2種類、新発売です。
◎エステート カベルネロゼ 2006年 ◎シャルドネ&甲州 2006
ワイナリー直営売店で、5月20日より発売開始です。
2006年は、6・7月の降水量と日照不足で悲観的な見通しでしたが、8月に入り天候は一変し、梅雨から真夏へと一気に季節が移り、日照時間は過去4年間の中で最長となりました。
カベルネソービニヨンは病果の発生が多く、糖度が完全に上昇する前に収穫。この為、赤ワインとしての醸造には酸が高いと判断し、ロゼワインとしての醸造を行ないました。若い果実を思わせる酸が特徴的です。
シャルドネは、6月中旬より果実への傘がけを行うなどの対応を行っていた為、カベルネに比べると病果の発生は少なかったが、葉への影響が大きく、完熟にはいたらなかった。この為、酸の強いブドウだったので、酒折地区甲州種のスィートタイプワインを23%ブレンドすることにより、バランスをとりました。 味わいは溌剌とした酸味が特徴的ですが、ほのかな甘味と樽の風味が感じられる、すっきりとして爽やかなワインとなっています。 なお、このワインは甲州種をブレンドしていますので、厳密にはエステートワイン(自社農園栽培のブドウだけのワイン)ではなく、ワインリストにてはヴァラエタルのカテゴリーに入れています。
なお、二種類ともワイナリー直営売店でのみの販売となりますので、ご了承下さい。